企業法務コラム

2014年05月13日
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労働保険年度更新のポイント

労働保険年度更新のポイント

年度更新(労働保険料申告)の準備は進んでいますか?
労働保険料は、年度当初に概算で申告・納付しておきこれを年度終了後に実際に支払った賃金に基づいて確定させ、前年度の確定保険料と当年度の概算保険料を併せて申告・納付することになります。これを「年度更新」といい、原則として例年6月1日から7月10日までの間に手続きをすることになります。

1、本年度の算定対象期間

平成25年度確定保険料・・・平成25年4月1日から平成26年3月31日まで
平成26年度概算保険料・・・平成26年4月1日から平成27年3月31日まで

この労働保険年度更新は、毎年必ず行う手続きではありますが、1年に一度の手続きでもあり、昨年の記憶を頼りに進めようと思っても思い出せないことがあるのではないでしょうか。そこで昨年の記憶を呼び起こすためにも、いくつかポイントとなることを挙げてみたいと思います。

2、算定基礎額について

  • 賞与や通勤手当等の算入洩れはないか
  • 役員の報酬を算入していないか
  • 兼務役員の報酬部分を算入していないか
  • 受入出向労働者の賃金を、労災保険の算定基礎に算入しているか
  • 送出出向労働者の賃金を、雇用保険の算定基礎に算入しているか
  • 雇用保険の「免除対象高年齢労働者(その保険年度の初日において満64歳以上の者)」の賃金を雇用保険の算定基礎額に含めていないか
  • 雇用保険に加入していない「臨時労働者(パート・アルバイト等)」の賃金を労災保険の算定基礎に算入しているか

3、一括有期事業について

  • 確定年度の3月31日までに終了していない工事を含んでいないか
  • 労務費率により保険料を算定している場合、工事の請負代金の額は消費税を含んだ額になっているか

4、その他の事項について

  • 保険料の計算の際、1円未満の端数が発生した場合は切り捨てにしているか
    注:労災保険と雇用保険の算定基礎額が同額の場合、別々に計算して切り捨てるのではなく合計した料率を算定基礎額に乗じ、その後切り捨て
  • 月平均人数の計算の際、小数点以下の端数が発生した場合は切捨てにしているか。
    (ただし、切り捨てた結果、0人となる場合は切り上げ)

いかがでしたでしょうか。ご不明点等ございましたら何なりと顧問弁護士または社労士法人ベリーベストへお気軽にご相談ください。

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