
企業法務コラム
近年、さまざまな形態のハラスメントが社会問題化しています。臭いに関するハラスメント、いわゆる「スメハラ」もその一つです。臭いのひどいスメハラ社員に、会社としてどのように対応するかは、なかなか難しい問…
管理職の能力不足が目立ち、「今の役職を任せ続けるのは難しいかもしれない」と悩んでいる企業担当者の方もいるでしょう。降格は、従業員にとって大きな不利益となるため、進め方を誤ると「不当な人事だ」と反発を…
歯科医院を経営していると、長年続けてきた運用でも、労働基準法違反にあたるケースがあります。労働基準法違反が認められると、労働基準監督署から是正を求められるだけではありません。未払い残業代を請求された…
休職を繰り返す従業員(労働者)がいるときは、その原因を把握したうえでフォローを行いましょう。どうしても改善されない場合は懲戒処分も考えられますが、解雇は厳しく制限されているので安易に行うべきではあり…
令和8年10月1日から改正労働施策総合推進法により、すべての事業に対してカスハラ対策が義務付けられます。企業は、相談体制の整備や被害者への配慮、悪質な行為への対処方針策定などを進めなければなりません…
未成年者である高校生をアルバイトとして雇用する際には、労働基準法上の特別のルールが適用されます。原則として午後10時までに退勤させる必要があるなど、成人とは異なるルールが設けられている点に注意が必要…
2026年から改正労働安全衛生法が段階的に施行されます。今回の改正では、一人親方やフリーランスなどの個人事業者に対する安全衛生対策が強化されるほか、化学物質管理や機械設備に関するルールの見直しも行わ…
元従業員や現役社員から突然、残業代の未払いを指摘されたり、請求書や内容証明郵便が届いたりするケースは決して珍しくありません。そのようなとき、「退職した従業員にまで支払う必要があるのか」「そもそも残業…
「嘱託社員」と「契約社員」は、どちらも期間を定めて雇用される「有期雇用労働者」を指して用いられることが多い呼称で、法律上明確に区別されているわけではありません。嘱託社員や契約社員を雇用する企業は、「…
日本の解雇規制はかなり厳しく、企業が従業員を解雇することは容易ではありません。令和8年中には新たに検討会が立ち上げられ、改めて金銭解決制度による解雇規制の緩和が議論される見通しですが、導入されるかど…
トラック運転手からの残業代請求は、高額な支払いリスクに直結するだけではありません。訴訟リスクもあり、場合によってはその事実が報道されてしまうリスクにつながることがあることはご存じでしょうか。さらに、…
本業に集中してほしい、顧客情報を漏えいされたくないなどの理由から、従業員の副業禁止を考える企業も少なくありません。もっとも、企業は、従業員の副業を一切管理できないわけではありません。業務への支障防止…
休日出勤をした場合、企業は、通常の賃金とは別に割増賃金を支払う必要があります。しかし、休日出勤といっても、「法定休日」と「法定外休日(所定休日)」のどちらに該当するかによって割増賃金の扱いが異なり、…
労働審判や訴訟で不当解雇と判断され、いわゆる「裁判に負けた」場合、企業は単に解雇を撤回すればよいというわけではありません。従業員の復職義務や解雇期間中の未払い賃金の支払い、さらには企業イメージの低下…
繁忙期の年末年始・お盆・ゴールデンウィークなどは、サービス業やシフト制の店舗で、もっとも人手不足が発生しやすい時期です。そのような時期に従業員から有給休暇の申請が出ると、「休まれると困る」「繁忙期だ…
社内で労災事故が発生した場合、会社はさまざまな対応が求められます。たとえば、被災した従業員の救護や原因調査はもちろん、労働基準監督署への報告、労災申請への協力、再発防止策の検討といった対応が発生しま…
従業員から残業代を請求された企業がまずすべきことは、請求内容が法的に妥当かどうかを確認することです。残業時間の証拠、労働時間に当たるかどうか、残業禁止ルールの有無、時効などを検討し、支払うべき部分と…
企業では、従業員の規律違反や人事評価などにより、減給の処分を下したいと考えることもあるでしょう。しかし、減給に関しては守るべき法律上のルールがあり、会社側の一存で減給できるとは限りません。減給が可能…
近年、長時間労働などを原因とする過労死の増加が社会的に問題視されており、国も働き方改革を推進するなどして、過労死の防止に注力しています。企業としても、過労死が発生すると損害賠償義務を負うだけでなく、…
扶養手当は、従業員が家族を支える際の経済的負担を減らし、安心して働いてもらうための制度です。給与に直接上乗せされるため、従業員にとってはすぐ生活費にしやすく、会社にとっても従業員のモチベーション向上…