
企業法務コラム
企業では従業員の不祥事や職務懈怠、能力不足、あるいは会社の業績不振など、様々な理由で従業員の減給を検討することがありますが、無制限に減給できるものではありません。減給の方法によっては、法律で「10分…
会社が転勤を命じたにもかかわらず、従業員が転勤を拒否するケースも珍しくはありません。従業員にも諸事情はあるでしょうが、会社としては業務上の必要性から転勤を命じているのですから、従業員の個人的な都合を…
「労務管理」とは、従業員のさまざまな事項全般を管理する業務です。適切な労務管理ができていない企業では、労働者が気持ちよく働くことができません。そのため、生産性の低下や離職者の増加などにつながるリスク…
ある程度の規模の会社では、定期的に、あるいは業務上の必要性に応じて、人事異動がつきものです。しかし、従業員にとって人事異動は仕事内容や職場環境に大きな影響を及ぼすものであるため、負担に感じて拒否する…
長時間残業が過労死を招く大きなリスクとなることは、広く知られているところでしょう。そもそも残業時間の上限は法律で規制されているため、企業はまずもって、残業時間の上限規制を守る必要があります。しかし、…
過労死は、一定の基準を満たす場合には労災に認定されます。万が一、職場で過労死が発生した場合、被災した従業員やその遺族が自分で労災保険の申請手続きをすることが難しければ、企業がその手続きをサポートしな…
従業員を雇用するに当たり、労働契約書(雇用契約書)を作成しなくても、直ちに違法と判断されるわけではありません。しかし、従業員とのトラブルを予防する観点から、労働契約書を作成して労働条件を明確化するこ…
従業員が仕事でトラブルやミスを起こした場合、「顛末(てんまつ)書」や「始末書」を作成させる企業もあるでしょう。顛末書と始末書は、いずれもトラブルやミスに関与した従業員に提出させる文書ですが、顛末書は…
平成31年4月1日施行の「働き方改革関連法案」により、時間外労働の上限規制が導入されました。そのため、36協定を締結せずに、従業員に時間外労働をさせた場合は罰則の対象となります。従業員に残業をさせる…
制服の着用を義務付けている会社では、着替え時間も労働時間に含めなければなりません。正社員だけではなく、パートやアルバイトも同様です。もっとも、着替え時間が労働時間に含まれるかどうかについては、具体的…
近年、過労死の増加が社会問題となっています。過労死が発生すると、企業が損害賠償責任を負ったり、企業イメージの低下を招いたりするリスクもあります。それ以前に、健全な経営を維持するためには、大切な従業員…
毎年、仕事による過労やストレスが原因で過労死に至るケースが少なくありません。会社としては、大切な従業員の心身を守るために最大限の注意を尽くすべきです。しかし、昨今では人手不足などの厳しい経営環境下に…
私傷病休暇とは、業務外の怪我や病気で働けない従業員に対して、一定期間就業を免除する制度です。私傷病休暇は、法律上の制度ではありませんので、同制度を導入する場合には、各企業が独自に規定を設けなければな…
懲戒解雇とは、企業が重大な規律違反を行った労働者に対して懲戒処分として行う解雇です。懲戒解雇は、労働者に対して重大な不利益を生じさせるものであるため、懲戒解雇の有効性は厳格な要件により判断されます。…
高騰する人件費の削減などを理由に、パート・アルバイトのシフトカットを検討することもあるでしょう。しかし、会社都合により従業員のシフトカットを行った場合、労働基準法上の休業手当の支払い義務が生じる可能…
労働基準監督署による立ち入り調査で法令違反が判明した場合、事業者に対して是正勧告がなされます。是正勧告への対応が不適切だと、刑事罰を受ける可能性もあるため注意が必要です。労働基準監督署の調査が行われ…
長時間労働を是正し、ワークライフバランスを改善することを目的として残業時間の上限規制が設けられています。年間の残業時間の上限は、原則として360時間以内ですが、臨時的な特別の事情がある場合は720時…
近年、「リベンジ退職」という言葉を聞く機会が増えてきています。リベンジ退職とは、職場環境や待遇への不満などを理由に報復的な意図を持った従業員が退職することをいいます。リベンジ退職は、人材の流出という…
アルバイトにも正社員と同様に労働基準法が適用されます。そのため、アルバイトを雇用している企業では、アルバイトに対しても残業代の支払いが必要になります。アルバイトの労務管理をおろそかにし、適切な残業代…
「諭旨解雇」と「諭旨退職」は、懲戒解雇に次いで重い懲戒処分です。どちらも重大な就業規則違反を犯した従業員(労働者)に対して行われますが、「諭旨解雇」は解雇を前提とした会社処分である一方、「論旨退職」…