企業法務コラム
内部統制システムとは、企業の不祥事を防止し、対外的な信頼性を高めることができる社内体制です。金融商品取引法や会社法では、大企業に内部統制システムの整備が義務付けられていますが、中小企業では、内部統制…
飲食店の経営を始める際には、さまざまな法規制がありますが、その中でも代表的なものが「風営法」です。風営法では、飲食店の営業形態に応じて届出制または許可制がとられており、営業場所、時間、接客方法などに…
2022年4月(令和4年4月)に施行された改正個人情報保護法には、事業者が注意すべき変更点が数多く含まれています。顧客や従業員の個人情報を管理する事業者は、改正による新たな個人情報保護制度の内容を正…
厳格化が進む消費者保護法への対応は、消費者向けのビジネスを展開する企業にとって急務といえます。消費者保護法とは、消費者契約法や特定商取引法、景品表示法、割賦販売法、貸金業法などの総称をいいます。企業…
株式会社を設立した場合、会社運営にわたって重要となる事項の一つが「株主総会」の運営です。株主総会では、会社の実質的な所有者である株主が、会社にとって重要な事項を随時決定します。株主が少数の場合でも、…
新型コロナウイルスの感染防止対策も踏まえ、人数を限定して実施するといった対応のほか、オンラインでの株主総会も実施されるようになりました。このように、社会情勢に応じて従来の形式以外の方法も検討する必要…
上場廃止にはマイナスイメージをもたれがちですが、株式上場の継続に必要な費用等を削減できたり、自由な経営を可能になったりするメリットもあります。上場を続けるか、それとも上場を廃止するか、自社の状況に応…
金融商品取引法では、アメリカのSOX法を参考に、上場会社の内部統制報告制度(J-SOX法)が設けられています。上場会社のガバナンス担当者は、J-SOX法の内容を正しく理解しておきましょう。今回はJ-…
令和5年10月1日から、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されます。インボイス制度が導入されると、消費税の仕入税額控除に関するルールが大幅に変わります。他社に発注を行っている企業は、早い段…
「カスハラ」という言葉を聞いたことのある方も多いでしょう。カスハラとはカスタマーハラスメントの略称であり、職場外の顧客から従業員に対して行われるハラスメント行為のことです。厚生労働省が発表している「…
2020年4月1日に施行された改正民法により、定型約款に関する規定が新設されました。自社サービスに関して利用規約を作成している会社のほとんどは、民法改正に伴う定型約款のルールに対応して、利用規約の見…
会社の役員の役職を決めるにあたってどのような名称にすればよいかで悩んでいる方もいるかもしれません。“会社の役員”と聞いて思い浮かぶ名称は、取締役、執行役員、執行役など、さまざまです。ぞれぞれ、どのよ…
製造物に欠陥があった場合、PL法(製造物責任法)に基づき、製造業者が無過失責任を負います。製造物責任の発生要件を正しく理解し、クレーム等に適切に対応できるように備えましょう。今回はPL法について、そ…
2023年6月より、改正消費者契約法が施行される予定です。特にECサイト運営者や・通販担当者など、消費者向けサービスを展開する事業者は、今回の消費者契約法の改正に注意しなければなりません。改正内容と…
会社の定款を変更する場合、会社法に従った手続きを取る必要があります。定款変更の登記が必要となる場合もあり、自力で対応しようとすると、思いの外大変です。弁護士に相談すれば、定款変更の手続きに加えて、付…
商品を売る場合、あるいはサービスを知ってもらおうとするとき、広告はとても重要な役割を担います。そのため、売り上げを伸ばすために、過大な広告をうったり景品などで消費者の購買意欲を誘ったりする広告を展開…
企業の知名度向上や売り上げを伸ばすうえで、広告や宣伝などのマーケティング活動はとても重要です。しかし、企業のマーケティング活動には法律でさまざまな規制が設けられています。企業のマーケティング活動にお…
令和2年4月1日に施行された改正債権法により、「詐害行為取消権」の要件・効果等が大幅に整理・明文化されました。詐害行為取消権は、債務者による財産減少行為などを防止するため、債権者の武器となり得る制度…
事業拡大を成功させるには、多種多様な法的知見や知識と、それを応用するノウハウが必要です。そのため、事業拡大を検討している経営者にとって、最良のパートナーになり得るのは、弁護士ともいえるでしょう。顧問…
所有する賃貸物件の入居契約者が在留外国人の場合、日本との文化の違いなどが原因で、予想外のトラブルに発展するケースは少なくありません。もし外国人入居者とのトラブルに発展してしまった場合は、賃貸借契約書…
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