企業法務コラム
会社の役員の役職を決めるにあたってどのような名称にすればよいかで悩んでいる方もいるかもしれません。“会社の役員”と聞いて思い浮かぶ名称は、取締役、執行役員、執行役など、さまざまです。ぞれぞれ、どのよ…
製造物に欠陥があった場合、PL法(製造物責任法)に基づき、製造業者が無過失責任を負います。製造物責任の発生要件を正しく理解し、クレーム等に適切に対応できるように備えましょう。今回はPL法について、そ…
2023年6月より、改正消費者契約法が施行される予定です。特にECサイト運営者や・通販担当者など、消費者向けサービスを展開する事業者は、今回の消費者契約法の改正に注意しなければなりません。改正内容と…
会社の定款を変更する場合、会社法に従った手続きを取る必要があります。定款変更の登記が必要となる場合もあり、自力で対応しようとすると、思いの外大変です。弁護士に相談すれば、定款変更の手続きに加えて、付…
商品を売る場合、あるいはサービスを知ってもらおうとするとき、広告はとても重要な役割を担います。そのため、売り上げを伸ばすために、過大な広告をうったり景品などで消費者の購買意欲を誘ったりする広告を展開…
企業の知名度向上や売り上げを伸ばすうえで、広告や宣伝などのマーケティング活動はとても重要です。しかし、企業のマーケティング活動には法律でさまざまな規制が設けられています。企業のマーケティング活動にお…
令和2年4月1日に施行された改正債権法により、「詐害行為取消権」の要件・効果等が大幅に整理・明文化されました。詐害行為取消権は、債務者による財産減少行為などを防止するため、債権者の武器となり得る制度…
事業拡大を成功させるには、多種多様な法的知見や知識と、それを応用するノウハウが必要です。そのため、事業拡大を検討している経営者にとって、最良のパートナーになり得るのは、弁護士ともいえるでしょう。顧問…
企業の規模に関わらず、ビジネスにおいては、契約書は必要不可欠なツールです。それにもかかわらず、実際には契約書が作成されることなく取引が進められることもあります。「今までトラブルになったことがないから…
飲食店の経営者の方々にとって、客による無断キャンセルは深刻な問題となっています。コース料理や座席などの予約をしておきながら、当日になっても何の連絡もせずに店を訪れない客の存在は、食材費・人件費の損失…
ベンチャー企業などの、株式が公開されていないクローズドな企業では、経営者株主同士が会社の運営に関して「株主間契約」を締結する場合があります。株主間契約は経営上のリスク管理面から役に立つ部分がある反面…
最近では「クラウドサイン」などを利用した「電子契約書」が日本でも少しずつ普及し始めています。電子契約書を導入すると、経費削減や事務効率化を図ることができますが、書面作成が義務づけられている契約もあり…
会社で新しいWEBサービスやアプリなどを始める際には、「利用規約」が必要となりますが、「利用規約」とはどのようなものかご存じでしょうか。契約との違いや、利用規約に違反した場合の効力など詳しいことは知…
事業経営では「契約書」が必要になる場面が多々あります。インターネットを探すと、無料のテンプレートなどを簡単にみつけることができますが、安易にテンプレートやひな型を利用してしまうと、契約書が適切に作成…
大手自動車メーカーによる鉄工所など部品製造の下請け先に対する不当な値切り行為や下請け代金の支払い遅延にみられるように、いわゆる下請けいじめに悩む中小企業は依然として多いようです。 …
独立・起業して新しく事業を立ち上げるとき、過度に悲観的になったり逆に安易に考え過ぎたりすることはあまり好ましくないといわれています。しかし、新規の事業立ち上げにおいてはスタート後のリスクを極力小さく…
起業の際には、各種契約書の作成や手続申請など法律に関わる対応を多数行っていかねばなりません。将来、思わぬ不利益を受けることのないよう、当初から法律の専門家である弁護士に相談し、サポートを受けておきま…
特別養護老人ホームなどの介護施設の現場では、日常的に「ヒヤリハット事例」が起こっているものです。介護職員がどれだけ注意していても、介護事故を完璧に避けることは困難でしょう。しかし、介護事故が起きてし…
梅雨に入り、じめじめした季節がやってきましたね。季節の変わり目は、ストレスが多く、クレームが発生しやすい時期と言われているのをご存じでしょうか?クレームへの対応は多くの企業で悩みの種になっているかと…
流通取引では、契約によって商品の引渡しなどが必要であっても、実際の引渡しが完了するまでに期間を設けることもあると思います。特に、継続的な取引であれば、このような期間を設定することが多いようです。とこ…
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