企業法務コラム
個人事業主の皆様におかれましては、確定申告も終わり、ほっと一息といったところではないでしょうか。
弊社にも個人事業主様からの確定申告の依頼が多かったですが、納税額のご連絡などをさせていただくと、「結構、所得税も住民税も高いですよね。友人の経営者から法人なりした方がいいんじゃないのってアドバイスされることも多いんですが、法人なりってお得なんですか?」というご相談が多く寄せられます。
法人なりとは、個人事業主の方が自ら法人(会社ですね。)を設立することを言います。
では、本当に法人なりをするとお得になるのでしょうか。
結論としては、その人による、ということになります。
一つの目安を示しますと、事業所得が300万円を超えると法人なりしたほうが得になるケースが散見してきます。事業所得が600万円程度になりましたら、これはもう法人なりしたほうが得になりますね。
ある法人なりのケースを見ますと、税額の合計額が200万円も圧縮される!というケースもありました。
また、今は自分一人だけど人を採用していていきたいとお考えの場合は、積極的に法人なりしていくといいと思います。
働く側からすれば、個人事業主のところに勤めるのと会社に勤めるのとでは、やはり会社に勤務したいという思いは当然の話ですからね。
実態は個人事業主だろうと会社だろうとなんら変わりはないとは思いますが、世間の見る目はやはり違うといったところでしょうか。
逆に、法人なりする必要がないケースもたくさんあります。
例えばあと数年でこのビジネスは辞めるつもりであるといったケースなどです。
法人なりのメリットデメリットは人それぞれ。
税理士法人ベリーベストでは、法人なりの相談に関しては初回無料でやらせていただいてますので、どんどんご相談ください!
こんにちは。税理士法人ベリーベストの岸健一です。いつまでも正月気分が抜けず、そろそろしっかりやらなきゃと思う今日この頃ですが、皆様はいかがでしょうか。年が明けると、「そろそろ今期も決算だな」と感じる…
今年も早いものでもう9月です。税理士業をやっておりますと、夏場は冬場と比べると比較的時間があるのですが、ひたひたと忍び寄る年末から年度末にかけての繁忙期をちらと想像すると頭が痛くなる毎日です。さて、…
住民税をどのようにしてお支払いしているでしょうか。一般的に、サラリーマンの方は給与天引き、自営業者の方はご自分で金融機関に赴き支払うことになります。この時期になるとお勤めの会社やご自宅に住民税の通知…
お問い合わせ・資料請求