企業法務コラム

2013年08月06日
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(前編)税理士が解説! 知らなきゃ損する相続節税対策?

(前編)税理士が解説! 知らなきゃ損する相続節税対策?

相続税の大増税時代を控え、雑誌などでも相続特集が多く取り上げられていますね。

仮に4人家族の場合、従来は8000万円までの相続財産であったら大丈夫でしたが、今後は4800万円の相続財産を超えたら相続税がかかってしまうことになるようです。

いつからかはまだ決まっていませんがほぼ確実な情勢です。4800万円という金額は、例えば東京都内に一戸建ての土地建物を持っていたら間違いなく相続税がかかってしまうというレベルの金額だと言われています。

今までは庶民には関係ないと思われていた相続税ですが、多くの人に関わる税金になってしまいます。

相続に大切なことは3つあります。

1、節税対策

まず、相続税額を下げる必要があります。 
節税対策をするタイミングは生前対策と相続後対策に分かれますが、大きく節税を図れるのは生前対策です。なるべく早く相続対策をスタートすることによって、ずいぶんと税額が変わってきます。

2、遺産分割

遺産分割はどの財産を誰に相続させるか考えることです。
相続財産がすべて現金の場合には例えばお子さん2人で完全に平等にわけることも簡単ですが、問題は土地と現金を少し相続する場合などです。

土地の価値は1億円あるのに、現金は1000万円だったりすると、どうやってわけるかが大きな問題になります。

例えばお子さん2人で土地の持ち分も現金も半々にしたりすると、後々の土地の処分方針でもめてしまったりします。また、社長さまの場合、株をどうやってわけるかというのも大きな問題になります。単純に半分ずつ、ということをしてしまうと後が大変です。

相続後に家族仲が悪くなったという話はざらにありますから、細心の注意が必要です。

3、納税資金準備

意外と忘れがちなのが相続税の納税資金準備です。
節税対策もばっちり、遺産分割もうまくできた。が、納税資金なし。仕方がないから先祖代々の土地を売却してしまったり、相続人が自分の預貯金をはたいて納税し、相続税支払い後に現金がまったくなくなってしまった、という話もよく聞きます。

節税対策、遺産分割の話を進めながら、納税資金は確保されているかも気を付けてみていかなければなりません。

相続で大事な3つを進めてきましたが、大切なのは早期の対策着手です。

相続が発生してしまった後はどうすることもできなくなる可能性は大きいです。

とはいえ、自分が死ぬことなんて誰も考えたくないですし、お子さんはお子さんで対策しなきゃな、だけど親父になんていえばいいだろう、と悩むことも多いと思います。

お盆の時期に一族で集まるようなことがあれば、ぜひ話し合ってみてはいかがでしょう。

ベリーベストでは相続に関するご相談を受け付けております。

初回相談は無料なので、ぜひ専門家をうまく活用し、円満な相続を行いたいものですね。
⇒後編はこちら

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