企業法務コラム
会社経営に暗雲が垂れ込み始め、「経営破綻」という言葉が頭に浮かんで不安に感じている方はいませんか。その中には、経営破綻とは何なのか、具体的に理解していないという方もいるでしょう。経営破綻後は倒産手続…
もし経営危機に陥ってしまった場合、解決策のひとつになり得るのが、借入金などの負担を軽減できる「私的整理」です。私的整理には、破産や民事再生などの法的整理と比較すると、迅速・柔軟に債務を軽減できるメリ…
清算人とは、会社が解散した後に清算業務を行う人のことをいいます。その多くは取締役が就任するため、廃業を考えている経営者(取締役)の方は、清算人の職務や責任について理解しておきましょう。本記事では、清…
支払不能または債務超過に陥った会社では、破産申し立ての是非を巡って、取締役間で意見が対立することがよくあります。会社の破産申し立てについて、他の取締役の反対に遭った場合は、「準自己破産」の申し立てを…
会社が破産したら、従業員(労働者)を解雇せざるを得ません。苦楽を共にした従業員を解雇するのはつらい決断ですが、会社として最後まで責任をもって、解雇する従業員のケアを行いましょう。なお、破産に伴う解雇…
会社が破産した場合、払えなくなった借金は原則として免除されます。しかし、代表者が経営者保証をしていた場合などは、会社の債務を負うことになり、自己破産も検討せざるを得ない可能性もあります。どのような手…
会社の経営状態が悪化して、改善の見込みがない場合には、法人破産を検討する必要があります。法人破産をする際、会社の債務に関しては、原則、代表者は責任を問われません。しかし、代表者が法人の債務について「…
12年間以上登記を怠っている会社は、「みなし解散」の対象となります。長期にわたり登記をしないということは、活動を行っていない休眠会社とみなされて会社の信頼が損なわれるだけでなく、犯罪の温床となるリス…
不渡りとは、会社が発行した手形や小切手が決済できないことを意味します。不渡りには3種類があり、会社の信用に大きく関わるものは「1号不渡り」と呼ばれます。1号不渡りを起こしてしまうと、会社の信用に大き…
「会社更生法」とは、倒産手続き(債務整理手続き)のひとつである「会社更生」について定めた法律です。大企業が事業を存続させつつ財務体質の改善を図るためには、会社更生を利用することが選択肢のひとつとなり…
会社の経営に行き詰まった場合には、会社破産を検討する経営者の方も少なくないでしょう。会社破産をすることによって債務の負担を免れることができるというメリットがありますが、会社破産にはデメリットもありま…
会社の経営に行き詰まった場合には、会社の破産を検討することになります。会社の代表者となっている方の中には、「会社が破産した場合に、どのような責任が生じるのだろう」と不安に感じる方もいるかもしれません…
新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、各種産業で業績悪化が進んでいます。そんな中、資金繰りが厳しくなり、廃業や破産を検討している企業もあると思いますが、企業再生ができるなら企業の延命を図りたい…
会社の資金繰りが苦しくなってきた、会社の経営者の中には、会社をたたもうと考えている方もいるでしょう。多額の負債のある会社では、単純に法人を解散すればよいというわけではなく、会社が有する債務を清算する…
会社の経営が悪化し、自力では回復不能な状態に陥った場合、法的整理手続きの利用を検討せざるを得ません。会社を存続させながら債務整理を行う方法として「民事再生」と「会社更生」がありますが、どちらの方法を…
事業再生ADRは、経営破綻した、あるいは経営破綻の危機に瀕した企業を救済する“債務整理”手続きのひとつです。事業再生ADRでは、民事再生や破産などの法的手続きとは異なり、裁判所を介さずに金銭債権者等…
法人の経営が苦しくなり、債務の支払いに窮してしまった場合には、法人破産を検討することになるでしょう。しかし、法人破産には破産法上の要件が定められており、場合によっては法人破産ができないという事態も生…
新型コロナウイルスの影響などにより、資金繰りが悪化する企業が急増しています。急場を借金などで一時的につないだとしても、業績回復の見込みが立たなければ、どこかの段階で抜本的な債務整理を行う必要に迫られ…
会社の経営者としては、経営上のさまざまな理由から資金繰りに窮して債務の整理を考えることもあるかもしれません。その場合の手段としては、清算型の法的手続きとしての破産もしくは特別清算、再建型の法的手続き…
コロナ禍によって多くの企業が業績悪化に苦しんでいます。巨額赤字を計上したり、破産したケースもあります。コロナ禍を機会に会社をたたむべきか悩んでいる経営者も多いのではないでしょうか。従業員がいない場合…
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