高齢化社会の進展に伴い、親の介護を理由に退職せざるを得ないという方も少なくありません。従業員本人としても仕事を辞めることは本位ではないということもあるでしょう。他方、企業としても、介護のためという理…
2019年4月から外国人労働者の新しい在留資格として「特定技能1号および2号」が創設されたように、政府が推進する外国人労働者の受け入れはますます拡大しています。その一方で、外国人労働者と雇用先の企業…
従業員が、顧客の個人情報を漏洩した場合、企業には、どのような責任が発生するのでしょうか?リスクや法的責任、適用される可能性のある罰則について、理解しておく必要があります。前提として、「そもそも個人情…
現在、政府・厚生労働省の検討会議において、パートやアルバイトなどの短時間労働者へ厚生年金制度の適用を拡大することが検討されています。実現する見込みはどのくらいあるのか、いつ頃施行される予定なのか、現…
日本企業の伝統ともいえる「飲みニケーション」。たしかに飲み会はコミュニケーションの活性化を図るうえで、有効な手段のひとつと考えられています。しかし、飲み会を敬遠する人が若年層の労働者を中心に増えてい…
留学目的や就労目的で日本に在留する外国人は急速に増加しています。法務省の調査によりますと、平成30年末における在留外国人の数は273万1093人(前年末比6.6%増加)であり、過去最高を記録していま…
最近「パタハラ」という言葉を耳にする機会が増えました。パタハラは「パタニティ・ハラスメント」の略で、男性の育児休業取得を妨害する行為等を指します。実はパタハラは「違法行為」になる可能性もあるので要注…
ある程度の規模の会社にとって、従業員の人事異動は付き物です。しかし、家族の事情、新しい人間関係が不安、住み慣れた土地や職場を離れたくないなどの理由から、なかには会社からの転勤命令を拒否する従業員がい…
ビジネスコンプライアンスとして、日頃から企業が意識すべきことに、著作権侵害を起こさないことが挙げられます。今や、多くの企業が自社サイトを持ち、何らかのコンテンツを掲載し、ビジネスに活用しているため、…
2020年4月に改正民法が施行され、債権の消滅時効期間が原則的に「5年」に統一されます。これにともない、現在「2年」とされている残業代請求権の消滅時効期間の見直しが議論されており、中には「5年」に延…
起業の際には、各種契約書の作成や手続申請など法律に関わる対応を多数行っていかねばなりません。将来、思わぬ不利益を受けることのないよう、当初から法律の専門家である弁護士に相談し、サポートを受けておきま…
毎年秋を過ぎると、多くの人にとってインフルエンザの流行や感染が気がかりになる季節が到来します。インフルエンザに感染して困るのは、感染した社員本人だけではありません。会社にとって、社員のインフルエンザ…
人事採用では売り手市場が続いており、各社の人材獲得競争はますます激しさを増すばかりです。優秀な人材を集めたいがために、本来知らせるべき情報を求人票に明示しなかったり、面接で聞くべきではない事項を質問…
インターネット通販を行うときなどには「ポイントサービス」を導入するとユーザーにも運営者側にもメリットがあります。しかし、ポイントサービスには「資金決済に関する法律」(以下「資金決済法」といいます)を…
政府が推進する「働き方改革」の一環でもある、「同一労働同一賃金」の実施が迫っています。日本では、これまでも労働基準法や男女雇用機会均等法など各種の労働法規によって、さまざまな差別の禁止や均衡待遇を推…
特別養護老人ホームなどの介護施設の現場では、日常的に「ヒヤリハット事例」が起こっているものです。介護職員がどれだけ注意していても、介護事故を完璧に避けることは困難でしょう。しかし、介護事故が起きてし…
各企業に対し、職場における「パワハラ防止対策」を義務付ける法改正※が参議院で可決、成立しました。この法律が施行されるまでに、各企業はパワハラ防止法の内容を理解して対応できる体制を整えておく必要があり…
昨今、男性の育休取得を義務化しようとする動きがあり、実際に日本の現状の男性育休取得率の低さから、「義務化でもしないと育休取得率が上がらない」という意見もあります。義務化はともかく、男性の育休取得を推…
近年、女性の社会進出が進み、女性社員を多く抱える企業も増加しています。職場でマタハラ(マタニティーハラスメント)が起こると、その労働者自身の権利が侵害されるだけでなく、マタハラについて企業の責任を追…
近年政府が熱心に進めている「働き方改革」により「労働安全衛生法」が改正され、2019年4月から各企業には従業員の労働時間の把握が義務化されました。現時点でまだ労働時間の把握をしていないなら、早急に適…
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