企業法務コラム
昨今、男性の育休取得を義務化しようとする動きがあり、実際に日本の現状の男性育休取得率の低さから、「義務化でもしないと育休取得率が上がらない」という意見もあります。義務化はともかく、男性の育休取得を推…
近年、女性の社会進出が進み、女性社員を多く抱える企業も増加しています。職場でマタハラ(マタニティーハラスメント)が起こると、その労働者自身の権利が侵害されるだけでなく、マタハラについて企業の責任を追…
近年政府が熱心に進めている「働き方改革」により「労働安全衛生法」が改正され、2019年4月から各企業には従業員の労働時間の把握が義務化されました。現時点でまだ労働時間の把握をしていないなら、早急に適…
日本企業の多くは、長らく「副業を禁止」してきました。しかし、近年では政府主導の「働き方改革」もあり、大手企業を中心に「副業」を解禁する動きが起こっています。今まで副業を禁止してきた会社が副業を解禁す…
労働者との間で解雇や労働条件などについてトラブルが発生すると、「合同労働組合(ユニオン)」から団体交渉を申し入れられる可能性があります。そのとき、会社はどういった点に注意して対応すべきなのでしょうか…
いわゆる保育園待機児童問題を背景に、満1歳の誕生日を待たずして、保育園に入園できるタイミングで職場復帰する女性が増加しているといわれています。こうした社会情勢を背景として、改めて、1歳未満の子どもを…
従業員によるYou TubeやツイッターなどのSNSへの投稿がきっかけで、会社のイメージが大きく悪化し、企業経営や人材確保に悪影響を及ぼしてしまうケースが少なくありません。これからの企業が安全に運営…
会社で多くの労働者を雇用していると、どうしても「問題社員」が発生するものです。上長の指示に従わない、遅刻や欠勤が多いといった問題社員に対しては、どのような対応がベストなのでしょうか。この記事では、社…
従業員を採用する際、雇用主は法令の定めに従い「労働条件」を明示しなければなりません。適正な労働条件の提示を怠った場合には、雇用主に法的制裁が科される可能性もあるため注意が必要です。2019年4月施行…
最近、日本でも「働き方改革」が進み「テレワーク」を導入する企業が増えています。テレワークは今までにはなかった働き方なので、テレワークの導入にあたっては就業規則の変更が必要になる可能性が高くなります。…
私どもの法律事務所には、日々多くの労働相談を頂きます。その中でも、最も多い相談内容は「会社をクビになった」「退職を迫られている」という、いわゆる「不当解雇」「退職勧奨」です。事実、年明け2月・3月は…
今回は「ハラスメント」についてお話します。新入社員の入社やアルバイトの新規採用、人事異動で職場環境も一新される今の時期は、人間関係の問題が生じることも少なくありません。ひと昔前であれば、修行として店…
最近は、コンビニや工場で働いている外国人労働者を見かけることが多くなりました。愛知労働局は、2015年10月末時点で、愛知県内の外国人労働者の数が、前年比12.0%増の9万4698人だったと発表しま…
平成27年4月1日、改正パートタイム労働法が施行されました。製造業の皆さまの会社でも、多くのパートタイム労働者がいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今月は、改正されたばかりのパートタイム労働法…
今年も残りわずかとなり、慌ただしく業務に追われ、残業続きの職場も多いと思います。このような繁忙期に「残業」に伴うリスクについて述べるのは心苦しいのですが、「残業続き」の職場には、「残業代」だけでなく…
日々寒くなってきました。巷ではインフルエンザの流行が、というニュースを耳にします。そこで今回、過去に厚生労働省が発表した、「新型インフルエンザに関する事業者・職場のQ&A」から労務管理面についてまと…
最近よく耳にする「身近な職場環境」について、法的な側面から考えてみましょう。
今回は年次有給休暇の付与基準日統一についてお話させていただきます。年次有給休暇は、雇入れ日から6ヶ月間継続勤務し、その間の全労働日の8割以上出勤した労働者に対して最低10日を付与しなければならないと…
今回は就業規則についてお話しさせていただきます。就業規則とは、労働条件や服務規律などについて会社と労働者の間で結ばれる、「約束(ルール)」を明文化したもので、労働基準法では常時10人以上の労働者を使…
今回は毎年必ず行う手続き「算定基礎届」についてお話したいと思います。健康保険・厚生年金保険の被保険者に実際に支払われている給与と標準報酬月額との間に大きな差が生じないように、7月1日現在で在籍してい…
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