企業法務コラム
契約社員やパートなど非正規雇用が増える中、正社員と非正規社員の中間に位置するものとして、「限定正社員」というものがあります。多様な働き方を認めると共に、人手不足が深刻化する中、離職を防ぎ会社に定着し…
近年、少子高齢化社会の中、各企業において採用難が続いています。「ダイバーシティ(多様性)」に対応した人事制度や就業規則は欠かせないものとなってくるでしょう。ただ、現実にはダイバーシティに対応するため…
働き方改革関連法のひとつとして、年10日以上年次有給休暇が付与される労働者を対象に、有給休暇の取得が義務付けられました。それに伴い、年次有給休暇管理簿の作成も義務付けられています。本コラムでは、年次…
日本では「過労死」などが社会問題化し、残業規制が強く求められてきました。そこで、「働き方改革」の一環として、平成31年4月より大企業について時間外労働の上限規制がはじまりました。働き方改革関連法に基…
就業規則は、社内のさまざまな規則や決まりごとを取りまとめたその会社独自のルールです。就業規則に違反する社員がいれば、会社はその社員に対して懲戒を下すことも可能です。ただし、どのような重い処分をしても…
以前は「密告制度」ともいわれ、敬遠されがちだった「内部通報制度」ですが、コーポレートガバナンス・コードの制定など、企業統治についてますます厳しい目線が注がれるようになりました。近年は、内部通報制度は…
「働き方改革」が進む中、会社には有給休暇を取得しやすい環境作りが求められています。しかしながら、業務が忙しく依然として有給休暇が消化できないとの声も聞かれます。そのような状況において、退職予定者から…
採用面接の際、面接を受けに来た方に対して「聞いてはいけないこと」があります。良かれと思ってした質問が「法律違反」「人権侵害」や「就職差別」になってしまう可能性もあるので要注意です。今回は経営者や人事…
昨今の経済情勢悪化などのやむを得ない事情によって従業員を解雇する場合、「30日前の解雇予告」あるいは「不足日数分の解雇予告手当」の支払いが必要です。解雇予告手当については、計算方法や税金の処理方法を…
ある従業員について横領の疑いがあると相談された人事部は、どう対応すればいいのでしょうか。そもそも横領とはなにか、どのような処分をすべきか、責任を追及する方法など、対応のポイントは多岐にわたります。横…
新型コロナウイルスの感染拡大により、政府や自治体は、緊急事態宣言を発令するなどして、市民に対しては外出自粛を要請し、企業に対しては一定の範囲で休業を要請しています。企業側としては、消費が落ち込み、経…
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、多くの企業において、事業活動に多大な影響が生じた結果、倒産や労働者の解雇を余儀なくされています。厚生労働省は、2020年5月21日の参議院厚…
社員の数が多くなると、遅刻を繰り返す社員や無断欠勤をする社員なども出てくることがあります。そのような社員を放置してしまうと、まじめに出社している社員から不満が出て、会社全体の士気が下がってしまうでし…
高齢化社会の進展に伴い、親の介護を理由に退職せざるを得ないという方も少なくありません。従業員本人としても仕事を辞めることは本位ではないということもあるでしょう。 …
2019年4月から外国人労働者の新しい在留資格として「特定技能1号および2号」が創設されたように、政府が推進する外国人労働者の受け入れはますます拡大しています。その一方で、外国人労働者と雇用先の企業…
令和2年3月、新型コロナウイルスの感染拡大が企業活動に影響を与えていることを受けて、政府は、経団連や経済同友会などに4月入社予定の内定者に対して、内定取消しをしないよう要請を出しました。感染症の影響…
現在、政府・厚生労働省の検討会議において、パートやアルバイトなどの短時間労働者へ厚生年金制度の適用を拡大することが検討されています。実現する見込みはどのくらいあるのか、いつ頃施行される予定なのか、現…
日本企業の伝統ともいえる「飲みニケーション」。たしかに飲み会はコミュニケーションの活性化を図るうえで、有効な手段のひとつと考えられています。しかし、飲み会を敬遠する人が若年層の労働者を中心に増えてい…
留学目的や就労目的で日本に在留する外国人は急速に増加しています。 法務省の調査によりますと、平成30年末における在留外国人の数は273万1093人(前年末比6.6%増加)であり、過去最高を記録してい…
最近「パタハラ」という言葉を耳にする機会が増えました。パタハラは「パタニティ・ハラスメント」の略で、男性の育児休業取得を妨害する行為等を指します。実はパタハラは「違法行為」になる可能性もあるので要注…
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